他人の人生

210724

あなたが、人々の心を癒すやさしいものを創れるひとだということをわたしは知っているから、わたしにできることは何でもする。そういう「支え方」はただの依存だと、一蹴されてしまうのか。20代後半になっても定職につかず、ふらふらしながら夢を追いかけて…

210704

頼むからまっとうに、まっとうに生きてくれ。同じわたしが語りかけているとは思えない、誰の意思かも、誰の言葉かもわからない。いまわたしは、過去のわたしに警告する。後から振り返ったときに、悔やむ選択だけはしないで欲しい。結果はどうもできないとし…

210315

今更、「生きてるだけで、愛」を観た。案の定だ、と思うわけだけど、寧子が全裸になって夜の街を全力疾走するシーンで息ができなくなった。前情報を入れたあとに観ても、再生している間ずっと頭を鈍器で殴られ続けている感覚に縛られたままだった。エンドロ…

210313

いま手にしている大切なものを溢してしまわぬように、毎日気を遣って生きていたら、なにが大切なものなのかわからなくなりました。あまり難しく考えないほうがいいよって、物事を深く難しく考えたことがなさそうなひとに言われても困る。あなたにそれを言わ…

210310

きょうの夕飯はカレーにしようかどうしようか、朝からずっと迷っている。カレーを作ること自体は何の苦でもないのだけれど、明日は珍しく用事が3つもあるので、「2日目のカレーが食べられない」のだ。それがネックである。いやでもここ1週間くらいは、余…

210103

実家の台所、大きなお鍋でミルクティを煮ている。ぐつぐつ。じんわりとあたたまっていく白い液体を眺めながら、大切な人が寂しさに潰されそうになっている夜にこれを作ってあげたい、と思う。小さく揺れているこの液体はいつか誰かの心を癒やしてくれるだろ…

201120

「やってみなきゃわからない」ということがあまりにも多過ぎて、いちいち疲弊する。いざ、というときに躊躇いもなく飛び込める種類の人間がいる、ということに気付きたくなかった。小学生の頃は、みんながわたしと同じように、大縄跳びで自分の順番が来るの…