実家の台所、大きなお鍋でミルクティを煮ている。ぐつぐつ。じんわりとあたたまっていく白い液体を眺めながら、大切な人が寂しさに潰されそうになっている夜にこれを作ってあげたい、と思う。小さく揺れているこの液体はいつか誰かの心を癒やしてくれるだろ…
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